残業について | 崖っぷちサラリーマンの社労士行政書士開業への道

残業について

サービス残業、つきあい残業いろいろ日本の会社では
あるものが当然のような感じとなっていますが、法的
にはちゃんと基準が決まっていて、当然守れていなけ
れば労働基準法違反となります。

○労働基準法上の割増賃金について(特例は除く)

法定労働時間(1日8時間、週40時間)を越えた部
分については割増賃金となります。したがって、あま
りないと思いますが、就業規則等で所定労働時間が法
定労働時間に満たない時間が定められていた場合、法
定労働時間を超えるまでは、企業は残業代をつけなく
てもよいのです。

企業が、従業員に残業、休日出勤をさせるためには、
36協定(労働者過半数が参加している労働組合、
または労働者過半数を代表とするものとの協定)を
書面で労働基準監督所にとどかなければなりません。
提出してなかったらり、協定を超える残業をさせてい
た場合は労働基準法違反です。

またいくら協定を提出していても、残業させてよい上
限の時間が決まっています。
 1週間→15時間 2週間→27時間
 4週間→43時間 1ヶ月→45時間
 2ヶ月→81時間 3ヶ月→120時間
 1年 →300時間

割増賃金については、通常の賃金の2割5分以上、深
夜労働(22時から5時)については、2割5分以上
休日労働については、3割以上 残業+深夜は5割以
上、休日+深夜は6割以上割増しないといけないとさ
れています。

上記を守らなければ労働基準法違反です。
あなたの会社はどうですか?

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著者:安西愈
出版社:厚有出版
本体価格:1,900円


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